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全国えだまめサミット2009【寒河江市】

 加工需要に広がる可能性 

 エダマメのおいしさやさまざまな利用法を全国に向け発信し、需要の拡大を図る「全国えだまめサミット2009」が3日、寒河江市のJAさがえ西村山で開かれた。全国各地から参加した生産者や研究者、消費者など約500人が、野菜を素材に菓子を作っているパティシエや市場関係者など3人の講演を通し、エダマメの持つ魅力や可能性を確認した。

秘伝エダマメを全国にアピール

 同サミットは、全国の主要なエダマメ産地を会場に毎年開催。8回目の今回は、同JAや行政、地元生産者などで組織する実行委員会が主催し、西村山地域特産の「秘伝エダマメ」を十分にアピールした。

 初めに、東京都で野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」を経営する柿沢安耶さんが「野菜のおいしさをスイーツにのせて」と題して講演。トマトやナス、ゴボウなどさまざまな野菜でスイーツを作る柿沢さんは、特産野菜のスイーツで、町おこしを手助けする活動も行っている。

秘伝マメは知名度不足 

柿沢さんは「秘伝マメは大きさや色、味も良いのに、あまり知られていない」と話し、「東京や大阪などの大消費地に向け、スイーツにして広げていくのも手」と提案した。来場者には柿沢さんが作った秘伝エダマメのロールケーキが振る舞われ、素材の味を生かしたケーキに感嘆の声が上がっていた。

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サミットには予想を上回る約500人が来場

 

講演する柿沢さん

 続いて、東京千住青果株式会社で山形県を担当する浅羽克己執行役員野菜第二部長が講演。「晩生種の秘伝マメを消費者に定着させるには、安定的に味の良いものを提供すること。ファンを作っていくことが大事だ」と強調した。
 地元の製菓メーカー、東北ぼんち製菓株式会社の阿部孝一代表取締役専務は「同じ品種でも産地によって違うものになる。地元で生産者が見えるものを使いたい。安定出荷を願う」と訴えた。
 前日には「エダマメ研究会第8回研究集会」が開かれた。同サミットと併せて行われる全国規模の集会で、約100人の研究者や生産者などが集まり、日ごろの研究成果を発表。近赤外透過分析装置でエダマメの食味成分の分析を即時に行う方法などが紹介されるとともに、今後、加工の需要に応えるため、低コストのむき豆の方法を探っていくべきなどの討論がなされた。
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研究成果を報告するエダマメ研究会の集会 エダマメの食味分析実演
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