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65品目を1年通して産直施設へ【酒田市】

 酒田市泉興野の菅原兵紀さん(70)、敬子さん(69)夫妻は、減農薬栽培にこだわり土作りを工夫しながら、一年を通して新鮮な野菜を地元の産直施設に出荷。今月上旬からはハウス栽培のキュウリやナスの収穫作業に追われている。

安全・安心 モットーに

 菅原さん夫妻は、水稲2・8?のほか、転作田1・1?で大豆や野菜などを栽培している。33?の転作田と7?のハウスでは、キュウリやナス、赤ネギ、チマ・サンチュなどの野菜や、ユリ、スターチスなどの花きを栽培し、全部で約65種類の品目を地元の産直施設「めんたま畑」に出荷している。

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「安心して食べてもらえる野菜を作ります」と話す菅原夫妻
 同産直への出荷は2000年のオープン当初から行っているが、当時、兵紀さんは会社勤めをしており、自家用野菜栽培を担っていた敬子さんは出荷をためらったという。「販売用に野菜を作ったことがなかったので、自信がなく迷いました。周りの人たちの強い勧めがあったので、やってみようと思いました」と敬子さんは振り返る。

 自家用野菜栽培では、薬剤の使用をできるだけ抑え、防虫効果があるとされる土壌改質活性培土を使用。鶏ふんや油かす、米ぬかなどの有機質肥料を投入するなど、土作りにこだわった栽培を実践していた。7年前に兵紀さんが会社を退職し、水稲や大豆などの栽培管理のほか、野菜作りにも本格的に取り組むようになってからは、03年に敬子さんがエコファーマーの認定を受けるなど、二人で、安全・安心な農産物の生産に力を入れるようになった。 

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取りたてキュウリの袋詰めをする菅原さん夫妻

 

取りたて野菜の袋詰め

新品種・新品目導入に意欲

 兵紀さんは「お客さんには、安全性だけではなく、新鮮なものを提供したい」と話し、朝取りしたものを産直に届ける。

 二人は年2回ほど開催される種苗店の講習会にも積極的に参加。新品種などの情報を集め、栽培に取り入れている。今後の目標について、敬子さんは「夏の時期の葉物野菜として、病虫害に強い新品種のホウレンソウなどを取り入れていきたい」と話し、兵紀さんは「今は切り花の栽培面積が少ないので、小菊なども取り入れて面積を広げていきたい」と意欲的だ。

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