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酒田商工会議所青年部 どぶろく製造 農と連携し酒田をPR 【酒田市】

 オリジナルのどぶろくで庄内酒田を広くPRしようと、酒田商工会議所青年部(小野木重弥会長、会員67人)が、庄内産米と鳥海山の伏流水を原料に「どぶろく(ひとめぼれ)」を製造、販売し、地元をはじめ県内外から好評を得ている。

原料はすべて地元産

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どぶろくの製造は、
酒田発酵で手作業で行われる

 同青年部は、拡大・交流・総務・研修の4つの委員会に分かれ活動している。交流委員会(守屋剛委員長)では、2007年2月に、米どころ庄内の特徴を生かして農業と連携した商品を開発し、酒田をPRしようと、庄内産米100%の「どぶろく」造りを企画。どぶろく製造の免許を持つ酒田醗酵(高橋昭夫代表)とタイアップして、本格製造に乗り出した。
 どぶろく特区を活用した製造は、農業をしていることが条件。同委員会は、酒田市上北目の佐藤晴巳さんの耕地50aを借り、「ひとめぼれ」を栽培することにした。どぶろく製造技術を持つ高橋修一会員は「どぶろくは搾らない酒なので、酒の中の米も食することになる。ひとめぼれは甘みのある米。おいしいどぶろくができるのではと思った」と話す。
 

農家と交流も

 農作業は商工会議所全体で取り組んだが、メンバーは農業の経験がなく、佐藤さんの指導を受けながらの作業となった。守屋委員長は「田植えは楽しかったが、稲刈りは稲の結び方もわからず苦労した」と笑顔で話し、「農家の方と接する機会が少ないので、交流できたことは大変良かった。商売の参考にもなった」とも語る。
 どぶろくの原料は、主食用品種「ひとめぼれ」と酒米「出羽燦々(さんさん)」をブレンドしたもので、水はくみ取ってきた鳥海山の伏流水。庄内産100%だ。商品は、生のものと加熱処理した火入れのものの2種類があり、一番おいしい味を保つため、生はマイナス20度で冷凍、火入れは冷蔵保存する。瓶詰めは手作業だ。青年部会員もどぶろく造りを体験し、オリジナルどぶろく110本を製造。酒田日本海寒鱈(かんだら)まつりで販売し、人気を集めた。
 高橋会員は「昨年酒田醗酵が製造した4500本のどぶろくが非常に好評だったので、タイアップした今年は、青年部オリジナルを含めて1万本を造る予定。どぶろくは酵母が生きているので、飲んでいるうちに味が変わる。その変化も楽しんでもらいたい」と話す。12月から販売を始め、2月末には神奈川県の湘南モールフィルで開催される山形物産展にも出展を予定している。

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酒田日本海寒鱈まつりでも販売された 庄内米100%
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酒田商工会議所のメンバーでひとめぼれの収穫を行った

販路拡大に意欲

  「これからは、今の造り方を軸にして、いろいろな品種で試し、どぶろくの幅を広げたい」と高橋会員。「販路も拡大したい」と話している。
「どぶろく(ひとめぼれ)」は、生が600mL1450円、火入れが300mL800円、720mL1600円で、木川屋新橋本店・山居倉庫店・インターネット、酒田夢の倶楽で販売している。

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