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豊富な種類の作物を栽培【山形市】

 種類の豊富さが評判

 山形市下反田の寒河江胤男(つぐお)さん(66)は多品目の野菜、花、果樹などを栽培し、地元の産直施設へ出荷している。市内で行われる朝市などにも出店し、種類の豊富さが評判を呼んでいる。

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ナスを収穫する寒河江さん。昨年からライラックの栽培も始めた

 寒河江さんは、妻の昭子(てるこ)さん(64)とともに、野菜1ヘクタール、果樹55アール、花10アール、水稲50アールなどを栽培する専業農家。60歳までは会社勤めをしながらの兼業だったが、定年退職を機に野菜栽培を中心とした農業に専念。遊休農地を借り受け、栽培面積を広げてきた。

 野菜、花ともに露地栽培。ナスとナンバンは苗を購入するが、ほかはすべて種から栽培する。春から秋まで品目が途切れないように多様な種類を栽培し、同じ作物でも播種時期をずらす。寒河江さんは「いろんなものを少しずつ植えている。何種類作っているかなんて、わからないなあ」と畑を見回しながら話す。ナス、ズッキーニ、エンサイなどの野菜や、ベニバナ、ヒペリカムなどの切り花など、今の時期、畑には30種類を超える野菜や花が植えられている。「ベニバナは今が旬だが、秋でも咲くと聞いたので播いてみた」と昭子さん。収穫期を迎えたベニバナの近くに、芽を出したばかりのベニバナもある。

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ベニバナを収穫する昭子さん

 産直施設や朝市に出荷

 収穫した作物は、地元の産直施設「有限会社山形西部農産」へ出荷する。多いときには一度に10種類も出荷するという。寒河江さんは「朝取れたてのものを出荷している。ほとんど売り切れるよ」と話す。

 今年から県が事務局の「駅西朝市」に出店。種類の豊富さが際立っていた。昭子さんは「対面販売でお客さんとやりとりするのは楽しい。お得意さんができたら宅配などもやってみたい」と話す。

 寒河江さんは昨年から、県の指導を受けながらライラックの栽培に挑戦している。「ライラックの栽培は全国でもあまり行われていないという。うまくいけば来年あたりは出荷できるのでは」と期待を寄せている。

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