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手打ちそばと田舎料理、農作業体験【尾花沢市】
農家民宿「百笑家姫」
尾花沢市二藤袋に昨年10月、農家民宿「百笑家(ひゃくしょうや)姫」がオープンした。美しいやまやまと田んぼに囲まれた宿で、宿泊客は農作業を体験し、手打ちのそばと田舎料理を味わう。古里に里帰りしたようなもてなしに、連泊する客やリピーターも多い。
経営するのは柴田孝一さん(66)、ヒメさん(62)夫妻と長男の章さん(41)、陽子さん(38)夫妻の4人。孝一さんは田んぼ3?、スイカ10?のほか、アスパラガスやトマトなどを栽培する農家。ヒメさんが「定年のない、長く続けられる仕事がしたい」と言ったことがきっかけとなり、2007年5月にそば店を開業した。
地元の温泉で長く働いてきたヒメさんにとって接客はお手の物。「人に喜んでもらうのが喜び。新鮮な野菜や山菜を食べてもらいたい」と話す。ヒメさんの気さくな人柄と章さんの打ち立てのそば、孝一さんが育てた野菜と旬の山菜をふんだんに使った付け合わせ料理が口コミで評判を呼び、県内はもちろん、東北や関東方面からも客が訪れるようになった。
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| 「百笑家姫」の前で左から孝一さん、ヒメさん、章さん |
自家産の野菜、米、そば粉 田園風景もごちそうに
民宿を始めたのは、遠方からの客に宿泊できればと言われたことがきっかけ。孝一さんは「お客さんに畑のアスパラやトマトを取らせたら大喜びしていた。泊まればゆっくり体験してもらえると思った」と話す。そば店は親せきのため宿泊できる造りにしていたため、簡易宿所営業許可を取得、そば店と併せて営業することになった。
宿泊客は、鳥海山や荷鞍山、一面に広がる田園風景を眺めながら、畑で野菜などを収穫。アスパラガスやイチゴ、キュウリ、ジャガイモなど、収穫した季節ごとの旬の野菜はヒメさんが料理し、その日の朝食や夕食に並ぶ。野菜や米は自家製、そば粉もほとんどが自家製で、山菜などは孝一さんが採ってくる。尾花沢牛のすき焼きや納豆汁も提供するなど、地元の味が満載だ。
「子どもたちが畑で歓声を上げている。大人たちが喜々として収穫している。そんな姿が励みになる」とヒメさん。「親せきの家に遊びに来たようなつもりで、くつろいでほしい」と話している。
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| 打ち立てのそばと旬の野菜の付け合わせ900円 |
宿泊は1泊2食付きで7000円。予約が必要。そば店の営業は午前11時から。不定休。
問い合わせ先 : 百笑家姫。住所 : 尾花沢市二藤袋東原1368―23 【電話】0237(23)2155


