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地元の食材生かして弁当作り【川西町】

 川西町尾長島の伊藤峯子さん(65)、三浦トミ子さん(65)、高根啓子さん(61)、伊藤悦子さん(53)の4人は、地元の食材を使った弁当作りと販売を手がける「きっさこ(喫茶去)」(伊藤峯子代表)を運営している。地元特産の大豆や米粉、菊などの新鮮な食材を使い、4人が協力し野菜中心のヘルシーな弁当作りに挑戦する。

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「きっさこ」のメンバー。左から高根さん、伊藤代表、三浦さん、伊藤さん

地域の集えるきっかけに

 弁当作りのきっかけは、地域住民の交流と、地元のお年寄りが生産する野菜などの有効活用を目的にと、思い立ったのが始まりだ。「みんなが集い、お茶でも飲みましょうという意味で、『きっさこ』と名付けました」と伊藤代表。

 2年ほど前から、4人は仕事の合間を見つけて、試作品を模索してきた。その後、1年間ほどは、情報集めに力を注いだ。米粉料理コンクールや米粉パン屋などの見学、町や県の担当者などからアドバイスを受けて、知識を広めた。庄内地方の農家レストランへの視察の際、メンバーらは「野菜を作り、お客さんに食べてもらいたいという自分たちの目指すものと近かった」と共感した。

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11月の弁当 地域の文化祭に出品する栗炊き込みご飯を作るメンバー
 研修を重ねる中で、「ボランティアではなく、ある程度の収益がなければ生きがいにもつながらないのでは」との方向性を確認した。起業という目的にたどり着くまでには時間を要したが、メンバーらの意識も徐々に変わり始めたという。この準備期間を経て、1年ほど前から、本格的に弁当作りに挑戦した。

 毎月の定例会を開き、試作メニューなどのアイデアをメンバーで出し合う。高根さんを中心に、それらメニューから献立表を作り、三浦さんが得意の裁縫でランチョンマットなどを作る。会計は伊藤悦子さんが担当し、伊藤代表はメンバーをまとめる。この4人が協力し、「きっさこ」を運営している。

ニーズをつかむメニューを考案

 また、弁当作りの指針とするため、アンケートを行った。2色ご飯を用いて、野菜中心のヘルシーな精進料理のきっさこ弁当は、女性に好まれていることがわかった。アンケート結果も参考に、昔から食されている食材で季節感を出したメニューも考案したいという。

 伊藤代表は「今後は、漬物やクッキーにも力を入れて、お店としての『きっさこ』を開店したい」と目標を話している。

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