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ダリア出荷量日本一へ【川西町】

 市場で人気の濃い赤色が特徴の「黒蝶」やピンクとイエローの組み合わせが美しい「ムーンワルツ」、純白で丸い形が特徴の「かまくら」の3種類のダリアを栽培するのは、川西町尾長島の小形義美さん(55)だ。小形さんは、同町の町花にもなっているダリア約13アールをハウス栽培している。青紫の花が連なって咲くデルフィニウムも栽培しており、出荷最盛期を前にハウス内は華やかだ。

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ハウスの中でダリアを紹介する小形さん

露地とハウスで通年生産

 同町はダリアの出荷量日本一を目指し、品質や生産技術の向上に取り組む。「JA山形おきたま川西ダリア部会」(青木督平(とくへい)会長)が2006年に発足、生産者ら30人ほどが栽培技術を研さんする。小形さんも同部会のメンバーとして、ダリアの品質向上に努めている。

 小形さんが育てるダリアの出荷は、県内から九州まで販売地域が広い。ダリアは、1年を通じて全国的に需要があり、この時期は週に3回、同JAに出荷している。

切れ目ない需要に応えて

 小形さんは、4年ほど前からハウス栽培に乗り出し、現在は、露地10アールと合わせて取り組んでいる。ダリアは市場の人気が高く年中需要があり、価格も1年を通して安定しており、露地栽培だけの取り組みから、ハウスを使っての通年栽培に挑戦した。冬期間は温度管理を徹底し、ハウス内を5度に保つという。

週に一度は徹底して防除

 ダリア栽培では、病気や害虫に対する防除作業は重要だ。「防除作業は週に1回。これを欠かすことはできません」と小形さん。ハウス内には防虫テープも張り巡らされるなど細心の注意を払っている。防虫テープを使うことで、生育時に使用する農薬の量を大幅に減らせるメリットがあり、減農薬栽培にも効果的という。

 ハウス内には、ダリアと共に人気のあるデルフィニウムも栽培。小形さんは「更なる経営安定のため、ダリアと同様、デルフィニウムにも力を入れていきたい」と意気込む。ダリアは7月に出荷最盛期を迎え、大輪の花々が市場をにぎわす。

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左から「黒蝶」「かまくら」「ムーンワルツ」のダリア3種

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