家畜診療業務体験研修生
募集と案内
NOSAI山形では、産業動物臨床獣医師を志す獣医学生を対象に、家畜診療所での業務体験研修の受け入れを行います。食の安全・安心、地域振興及び生産性向上等に取り組んでいる家畜診療所の業務と役割を、ぜひ体験してみて下さい。
1.対象者
次のいずれも満たす学生とし、実習単位取得のみを目的とする場合は対象といたしません。
(1)獣医系大学の教育課程5~6年生及び大学院生で、主任教授等に推薦された方。
(2)NOSAI山形の家畜診療所等へ産業動物獣医師として就職を考えている方。
2.受入期間等
(1)開始日は月曜日、終了日は金曜日を原則とし、開始日又は終了日が祝祭日の場合は、その前後の平日とします。
(2)期間は1週間(5日間)を基本としますが、3日程度も可能です。
(3)参加回数は2回までとし、2回目は異なる家畜診療所等での体験研修となります。
(4)研修期間と日程は、研修学生が希望する家畜診療所等、診療技術課及び本人との間で適宜調整を行います。
3.受入家畜診療所等
(1)中央家畜診療所(北村山出張所を含む)
〒990-2171 山形市大字七浦字北川原286-1
(2)最上家畜診療所
〒996-0051 新庄市大字松本字一本柳260
(3)置賜家畜診療所( 西置賜出張所を含む)
〒992-0002 米沢市窪田町矢野目3668-3
4.研修内容
家畜診療所等での就業体験を基本とし、診療業務体験、産業動物の獣医学的技術習得など、学生の学年や技能の習熟度によって受入家畜診療所等と学生とで調整します。
5.申込方法
研修希望者は原則として研修開始希望日の1カ月前までに、下記の書類を添えて診療技術課に申込みをお願いします。
(1)体験研修参加申込書(様式1)
(2)主任教授等による推薦書(様式2)
(3)誓約書(保証人は保護者)(様式3)
(4)学研災及び学研災付帯損害賠償保険もしくは同等の保険への加入が証明できる書類
(5)旅行保険への加入が証明できる書類(保険料負担は本人とします。)
6.研修に要する経費の助成
組合では、学生に対して研修に要する経費の一部を助成します。各助成金は学生が指定する金融機関口座に、研修終了後、振込みます。
(1)交通費
組合の旅費支給規則に規定する往復の交通費を、原則、大学の所属する地区により、次の金額を上限とし実費を助成します。ただし、航空運賃については体験研修終了後1週間以内に領収書(写し不可)が診療技術課へ提出された場合に限ります。
・北海道地区:5万円
・東北地区:2万円
・関東地区:3万円
・中部・近畿・中国・四国地区:5万円
・九州地区:8万円
また、体験研修期間中における宿泊施設又は県内の実家から、家畜診療所間の交通費も含めて助成します。
(2)宿泊費
1泊当たり8,000円(税込)を上限として実費を助成します。ただし、領収書(写し不可)が体験研修終了後1週間以内に診療技術課へ提出された場合に限ります。
(3)研修費
本体験研修に係る経費を学生より徴収することはありません。
7.研修終了後の報告
(1)研修学生は体験研修終了後1週間以内に「 終了後レポート(様式4)」、「終了後アンケート(様式5) 」を診療技術課へ提出して下さい。
(2)「研修状況報告書(様式6) 」及び学生が大学に提出するために必要な書類がある場合は家畜診療所長が作成します。
(3)様式4、5及び6は診療技術課で集約し、推薦者の主任教授等に送付します。
8.注意事項
本組合は体験研修期間中の自動車事故、その他の不慮の事故について、その発生防止に努めますが、万一事故が発生した場合はその責を負わないものとします。また、研修学生が故意又は重大な過失により施設、器具類等を破損した場合は、研修学生及び保証人が弁済の責を負うものとします。
9.体験研修学生が遵守すべき事項
(1)研修日前の10日以内に、海外から入国または帰国していないこと。
(2)研修日前に海外で使用した器具、衣服、靴等を、参加時に持参しないで下さい。止むを得ず使用しなければならない場合には、事前に洗浄及び消毒その他の措置を行って下さい。
(3)国内の他の畜産関係施設等(大学含む)で使用し、家畜に直接接触する物品を持ち込まないでください。やむを得ず持ち込む場合には、事前に洗浄および消毒その他の措置を行ってください。
(4)体験研修先へ出発する際及び終了の際に、主任(担当)教授等に連絡し、必要な指示を仰いで下さい。
(5)学研災等の保険は、大学で認めた学外実習でなければ保険の対象とならないため、必ず大学担当者に事前・事後の報告をして下さい。
(6)学生の都合による研修の中止又は研修先及び研修期間の変更は、原則として認めません。止むを得ず中止する場合は、直ちに体験研修先の家畜診療所等長、診療技術課及び所属大学の担当者に連絡して下さい。
(7)聴診器、記録用機器、筆記用具等実習に必要な物品、衛生用品、健康保険証、日用品、その他必要となるものを携行し、管理を徹底して下さい。
(8)体験研修期間中は、指導獣医師等の指示に従い規律ある行動をとって下さい。これが守られない場合、家畜診療所等長の判断で研修を中止させる場合があります。
(9)体験研修期間中における施設、人物、動物、機器類等の写真や動画の撮影は、家畜診療所担当者や動物飼養者等の許可を得て行って下さい。
(10)体験研修で知り得たNOSAI、家畜診療所、農家等の機密に属する事項及び個人情報の漏洩並びに撮影の許可を得た写真や動画であっても、体験研修期間中及び終了後にホームページ、ブログ、SNS(Facebook、X、Line等)、共有サイト等に掲載することは一切禁止します。
(11)感染症に関する研修中の対応
①感染症拡大防止のため基本的な感染対策を徹底して下さい。
②研修期間中に発熱などの体調異常が発現した場合は、研修を一時中断し、直ちに医療機関を受診して下さい。
(12)診療所の対応
研修生または研修生に接触した者の体調に異常が出た場合は、直ちに実習を中止し、医療機関の指示に従います。
10.研修生の個人情報保護
組合は、参加申込書等の応募書類はすべて厳重に管理・保管し、家畜診療業務体験研修及び獣医師職員募集以外の目的では使用いたしません。
11.問い合わせ先
山形県農業共済組合(NOSAI山形)
家畜部 診療技術課 体験研修担当: 高橋 / 遠藤
〒994-8511 山形県天童市小関1333番地
TEL:023-687-1977
E‐mail:takahashi_jun@yynosai.or.jp / endou_yayoi@yynosai.or.jp
体験研修参加申込書(様式1)
主任教授等による推薦書(様式2)
誓約書(保証人は保護者)(様式3)
終了後レポート(様式4)
終了後アンケート(様式5)
研修状況報告書(様式6)
NOSAIやまがた2023年3月号の『岩瀨獣医師にきいてみた!』もぜひ読んでください。
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